京大と聞くと、多くの人はまず京都を思い浮かべます。
大学の所在地も京都。学生街のイメージも京都。関西の受験地図でも、京都大学は「京都の大学」という印象が強いと思います。
ただ、地域ごとの教育実績として見ると、少し違う景色が見えてきます。
高校3年生1000人あたりの京都大学合格者数で見ると、奈良県は全国1位です。
とどランの都道府県別京都大学合格者数では、奈良県が17.02人、京都府が12.45人とされています。
ここで重要なのは、単なる人数ではなく、同世代の高校生に対して京大合格者がどれくらい出ているか、という見方です。
奈良は「京大に近いだけの県」ではない
奈良が京大に強い理由を、単に「京都に近いから」とだけ見ると、かなり見落とします。
もちろん地理的な近さはあります。
しかし、それ以上に大きいのは、奈良北部に全国級の進学校があることです。
東大寺学園、西大和学園をはじめ、奈良北部には難関大学へ進む生徒を多く出す学校があります。
つまり奈良は、京大へ物理的に近いだけではありません。
京大につながる教育環境がある県として見る必要があります。
これは「奈良なら中学受験が楽」という話ではない
ここで誤解してはいけないのは、奈良なら中学受験が楽、という話ではないことです。
むしろ、東大寺学園や西大和学園のような学校を目指すなら、競争はかなり厳しいです。
ただし、奈良北部では、難関大につながる学校選択肢が比較的近い範囲にあります。
この「選択肢が残る」ことが、住まい選びでは重要になります。
学校名だけでなく、通学圏としてどう使えるか。
ここまで見ると、奈良北部の住まいの意味は少し変わります。
大和西大寺につながる視点
このシリーズでは、まず奈良の教育実績を整理します。
その後で、大和西大寺駅周辺がなぜ教育導線として面白いのかを扱います。
大和西大寺は、奈良県内だけでなく、大阪・京都方面にも動きやすい駅です。
京大志向、東大志向、医学部志向。
子どもの志望校が途中で変わる可能性まで考えると、住む駅の選び方はかなり重要になります。
奈良は、地味な古都というだけではありません。
教育実績で見ると、かなり特殊な県です。
出典
- とどラン「都道府県別京都大学合格者数」 https://todo-ran.com/t/kiji/15402

